初期編み機 4.25ピッチ　Brother KH-218

*この商品は２０２５年７月５日：２１：００から販売します。

 事前に商品詳細をご覧いただくために、現在は在庫０の設定でページを公開しています。

この編み機は2023年10月31日から2024年1月21日まで、生活工房ギャラリー行われた

家庭用編み機の展覧会『 あみきをほどく 』で展示をしていた編み機になります。

普段 ニッティングバードで販売・修理・回収する編み機は、

元ブラザーの技術者の方のアドバイスのもと

「古すぎる編み機」は修理の部品が手に入りづらい、編み柄や機能も少ない、説明書が手に入らない

などの理由により販売を控えております。

『 あみきをほどく 』 では、編み機の歴史を追っていくために転換期となる編み機を展示致しました。

昔の編み機とはいえ、オークションなどで販売されているジャンク品とは異なり

しっかりと編めるようにメンテナンスはしてありますのでご安心ください。

また、後期の編み機に比べ、鉄部分の割合が多かったり

小ぶりで今の編み機にはない雰囲気があるので「展示用」としてもとても魅力的です。

一部、古い編み機なので説明書等がなく、すべての部品があるか不確定なものもあるため

販売価格を比較的低く設定していますのでご了承の上ご購入くださいませ。

お届け方法について 

  この商品は佐川急便のみの配送となります。

この編み機は、昭和33年から34年にかけて販売されていたブラザー製の初期モデルの編み機です。

現在主流の4.5ピッチが登場する前の、珍しい4.25ピッチ仕様で、針も従来より短く設計されています。

後期に多いプラスチックとアルミの組み合わせではなく、ほぼすべてが鉄で作られているため、全長約90cmと小ぶりながら重さは13kgあり、重厚でしっかりとした作りが特徴です。

シルバーブルーの落ち着いた色味と重厚感が、レトロな佇まいと調和し、独特の魅力を持つ一台となっています。

60年以上前の編み機でありながら、今もなお編めるのは、当時のメーカー技術の確かさを感じさせます。

展示にあたっては、元ブラザーの技術者の方にメンテナンスを依頼し、試し編みとしてメリヤスやタックなどの簡単な編み地を施しました。 手選針することでタックを編むことが出来ます。

また、珍しく外箱と説明書が残っており、傷や一部ヒビ、変色など状態は劣化していますが、最低限の部品は揃っています。

ただし、機体が非常に古いため、本格的な使用はおすすめできません。

あくまでも展示や資料、鑑賞用としてのご使用を推奨いたします。