現在の編み機の母体となる編み機 4.5ピッチ　Brother KH-321

*この商品は２０２５年７月５日：２１：００から販売します。

事前に商品詳細をご覧いただくために、現在は在庫０の設定でページを公開しています。

この編み機は2023年10月31日から2024年1月21日まで、生活工房ギャラリー行われた

家庭用編み機の展覧会『 あみきをほどく 』で展示をしていた編み機になります。

普段 ニッティングバードで販売・修理・回収する編み機は、

元ブラザーの技術者の方のアドバイスのもと

「古すぎる編み機」は修理の部品が手に入りづらい、編み柄や機能も少ない、説明書が手に入らない

などの理由により販売を控えております。

『 あみきをほどく 』 では、編み機の歴史を追っていくために転換期となる編み機を展示致しました。

昔の編み機とはいえ、オークションなどで販売されているジャンク品とは異なり

しっかりと編めるようにメンテナンスはしてありますのでご安心ください。

また、後期の編み機に比べ、鉄部分の割合が多かったり

小ぶりで今の編み機にはない雰囲気があるので「展示用」としてもとても魅力的です。

一部、古い編み機なので説明書等がなく、すべての部品があるか不確定なものもあるため

販売価格を比較的低く設定していますのでご了承の上ご購入くださいませ。

お届け方法について 

  この商品は佐川急便のみの配送となります。

この編み機は、昭和35年に販売されていたブラザー製の現在の編み機の母体となる編み機です。

現在主流の4.5ピッチがこの機種の前身のKH-31１から始まり最初の長針モデルの編み機として販売されました。

10万台以上売れた機種でKH-218に比べ針数が増えているため横幅も10cmほど長くなり若干重くなっています。

ベージュの色味になりよりレトロ感が増しましたがこちらも鉄素材の比重が多く、重さもありしっかりとした作りが特徴です。

 手選針することで、タックだけでなくすべり目や編み込み模様も出来るような機種になりました。

こちらの機種も展示にあたって、元ブラザーの技術者の方にメンテナンスを依頼し試し編みしています。

また、珍しく外箱が残っており、傷や、変色など状態は劣化していますが比較的綺麗な編み機です。

説明書がないので全ての付属品の確認はできていませんが最低限の部品は揃っています。

ただし、こちらも機体が非常に古いため、本格的な使用はおすすめできません。

あくまでも展示や資料、鑑賞用としてのご使用を推奨いたします。