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針押さえ(両面布はりスポンジ) / ブラザー編み機専用ほぼ全機種使用可

針押さえ(両面布はりスポンジ) / ブラザー編み機専用ほぼ全機種使用可

販売価格: 1,100円~1,540円(税込)

オプションにより価格が変わる場合もあります。

両面布はりスポンジ:
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お届け方法について

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あらかじめご了承くださいませ。

 

 

中古の編み機の販売や手編みに生きる編み機の知識など を発信しているニッティングバードから

 

 ブラザーの編み機・ほぼ全機種共通使用可能な針押さえ(両面布はりスポンジ) と両端つまみ2個セットが販売開始しました!

 

「針押さえ」は編み機を使っていく上で「消耗品」でありながらとても重要な部品です。

この「針押さえ」は、元ブラザーの編み機技術者の方が監修と製造に関わっている特別な針押さえ(両面布はりスポンジ)と両端つまみ(プラスチック製)になっています。

当時販売していた純正のものに比べ劣化しにくく、より頑丈な作りになっており布も滑りやすいものに進化しています!

耐用年数3年ほどと言われていた旧式に比べ、このスポンジの耐用年数は5〜7年ほどと言われています。(保存状態や使用回数にもよります)

 

 

針押さえとは? 

針押さえとは、編み機の針が浮かないように上から絶妙な力で押さえておくスポンジのことです。

これがあることでスムーズに針が前進して綺麗に編むことができます。

スポンジが劣化し減ることで針が浮いてくるので、これがないとキャリッジに針が当たってしまい編めなくなってしまいます。

新品未使用の編み機でも、スポンジ部分は油や水分を吸って劣化していくので数年に一度は交換が必要なとても大切なパーツです。

 

パリエなどの鉄板機は上記の部分をマイナスドライバーやプライヤーなどで押すことで反対側から引っ張って取り出すことができます。

鉄の土台の下にスポンジがくっついています。

鉄板機の針押さえは幅は同じですが 長さが機種によって異なるので、この「針押さえ」は どの機種にも合うように長めに設計しています。

 

るーぱるなどのプラスチック製の編み機には直接スポンジが入っています。

 

 

なぜ「針押さえ」の販売をはじめるのか?

 

ニッティングバードは、家庭用編機復活プロジェクト「編み機で編育」で編み機の回収と修理・販売を始めました。これ以上処分される編み機を減らし、1台でも世の中に稼働している編み機を増やして編み機に触れる機会を増やしたいと思ったからです。

手編みと掛け合わすことでより面白い作品作りができたり、手編み編み機どちらにも生きる技術と知識の宝庫 で、編み機はさまざまな可能性を秘めた道具です。

ブラザーの針押さえの両面スポンジは純正はとっくに販売が終了しており、ホームセンターなどでパーツを集めてDIYで作る方がほとんどでした。

私自身もホームセンターで揃えて、簡易的な「針押さえ」を作ったこともありますが、横幅がぴったり合うスポンジがなくカットする必要があることと、スポンジが硬すぎても針に影響が出てしまうし、柔らかすぎると針が上にあがってきてしますのでなかなか編み機にあうスポンジがないというのが問題でした。

 

それから、鉄板製の編み機の針押さえは鉄の土台の部分が必要で、編み機の個体数が減るとともに鉄の土台もなくなっているので一刻も早くこれを止めなくてはいけないということ。

プラスチック製の編み機を業者にお願いして針押さえを交換するのは簡単ですが、往復の配送費だけでもバカになりません。

『 編み機を持っている人が自分で針押さえを交換できる環境を作る 』ことが一番大事だと思い今回の発売に至りました。

 

 

商品内容

・ 針押さえ(両面布はりスポンジ) 単品

・ 針押さえ(両面布はりスポンジ) 単品+両端つまみ2個セット

の2種類から選ぶことができます。

*鉄板製の編み機についてる「鉄の土台部分」は販売していないのでご注意ください。お持ちの編み機のものを必ず再利用してください。

 

 

針押さえ(両面布はりスポンジ)  幅9mm  長さ約118cm  厚み約10mm 1本

 

両端つまみ2個セットもあります。

「両端つまみ」はスポンジよりも手に入りにくいのではないでしょうか。

パリエなどの鉄板機の針押さえの両端に必要なもので、今持っている針押さえから再利用できる人やプラスチック製の編み機には不必要です。お手持ちの編み機を確認のうえお買い求めください。

交換方法はこのページの下部でご紹介しているのでぜひ参考にしてみてください!

 

 

 

*配送費の都合上、画像のように軽く折れた状態でのお届けとなります。折り目はほぼつきませんが、念のため到着後は速やかに開封し、まっすぐな状態で保管をするように してください。

 

 

対応機種

ブラザーほぼ全機種共通使用可能ですが、あまりにも古い機種には未対応です。

それでも一般的にまだ使われている1960年以降のほとんどの編み機に問題なく使えるので下記に機種品番も記載しておりますのでご確認ください。

 

4つの選針ボタン式編み機全種(KH-510〜551)

8つの選針ボタン式編み機全種(KH-561〜701)

12目選針カセットカード方式編み機(KH-801)

細糸用編み機全種(KH-110〜120)

パンチカードパリエシリーズ全種(KH811-894)

電子パリエ(KH-900)

電子編み機トピカルシリーズ全種(KH-910〜970)

太糸用編み機全種(KH-210〜270)

普及型編み機(プラスチック製)全種(KH-341〜395)

 

 

スポンジ交換方法と道具

金属製の編み機とプラスチック製の編み機では必要な道具が違います。


* スポンジ交換時に両端つまみを再利用しながら取る方法はかなり難しく手が滑って怪我がする恐れもあるので、簡単な方法を紹介します。

 

鉄板製編み機の針押さえを変えるために最低限必要な道具

・滑り止め軍手または作業用ゴム手袋

・プライヤーまたはペンチ

・5mm幅の両面テープ

・はさみ

・マイナスドライバーまたは彫刻刀(写真は丸刀ですが平刀の方が使いやすいとおもいます。)

 

劣化した針押さえのスポンジは下記のように油や水分を吸ってかなり汚れていることもあります。必要に応じて新聞紙などを引いたり、汚れても良いお洋服で作業しましょう。また、マイナスドライバーや彫刻刀でへばりついたスポンジを削っていく作業をするので、手が滑って傷がつかないように指を保護することをお勧めします。

 * 刃物の扱いには十分にご注意ください

(1)針押さえを外します。逆側からマイナスドライバーまたはプライヤーを入れて押し出してあげると取り出せます。

 

(2)針押さえのつまみ(プラスチック部分)を取るためには赤丸部分を開く 必要があります。この部分の作業はかなり難しくマイナスドライバーを差し込んでだりして広げられれますが手が滑って怪我をする恐れがあるので、つまみ部分を破壊して取り出す方法をお勧めします。

 

写真のようにつまみの先をプライヤーで挟んでスポンジがある方向に曲げると簡単に折れます。

 

折れて中に残っているつまみも、マイナスドライバーやプライヤーで押してあげると取ることができます。

 

(3)つまみを取り外した箇所に本体の切り込みがあります。(折り曲げ部分)この部分をプライヤーまたはペンチなどで挟んで真っ直ぐに戻してあげます。

まっすぐにしてあげることで新しいつまみをつけることができます。

 

(4)布テープを除去します。この辺りから汚れやすくなるので気をつけてください。

 

(4)残ったスポンジは劣化とともに、カチカチになっているかへばり付いているので「鉄の土台」のコの字部分をマイナスドライバーまたは彫刻刀をつかって削り取ります。

完全に除去することは難しいので、できる限りで構いません。力を入れすぎて、「鉄の土台」に傷をつけすぎたり、折れ曲がったりしないように気をつけましょう。また、誤って手を滑らせないようにすべり止め付きの軍手の着用をおすすめします。

 

このぐらい取れていたら十分です。

 

(5)5mmの両面テープを針押さえの土台の中心に貼っていきます。スポンジ幅が9mmなので両面テープは5-9mmではみ出ない巾のものがお勧めです。またあまり強力なものだと厚みが出過ぎてしまうので気をつけてください。

 

(6)スポンジを鉄の土台の全長より約6mmほど短くカットします。機種によって長さが違うので土台を当てて測りましょう。

 

(7)ハサミでスポンジの両端を斜めにカットします。

 

(8)両面テープを剥がして。

(9)両端をそれぞれ3mmほど隙間を開けてカットした方を下(テープが付いている方を上)にしてスポンジを金属の土台に貼ります。

しっかりスポンジ押して剥がれないようにしてください。

 

(10)プラスチックのつまみを写真のようにセットします。

 

(11) (3)で広げた本体の切り込み(折り曲げ部分)を今度はプライヤーで押し込んでつまみを固定します。反対側も同様に処理をして、完成です。

 

(12)完成した針押さえを編み機本体に入れるときは模様板を使って、針を下にさげながら針押さえが針の上を通るようにスライドさせてください。

 

 

プラスチックの針押さえを変えるために最低限必要な道具

・マイナスドライバー

・プラスドライバー

場合によって(当て布と手縫針と糸もしくはホッチキスも )

 

るーぱるの場合 

 

(1)プラスドライバーで裏面の金属部分をはずし両端のパーツを取ります。

 

(2)古い針押さえがあまり劣化していない場合は、布を噛ませて古いスポンジと新しいスポンジを手縫いなどで繋ぎ合わせて固定して引っ張っていくことで簡単に交換できます。すこしコツがいる作業で、’1本おきに針を抜いて古いスポンジをひっぱる’を繰り返した方がスポンジが中に入りやすく、繋ぎ合わせも外れづらいです。

 

 

スポンジが劣化している場合や、スポンジ周辺があまり綺麗でない場合はすべての針を外すのはめんどくさいと思いますが、「掃除」も兼ねて古い針をすべて抜いて、針押さえを入れる溝も埃をとってあげると問題が起こりづらいでおすすめです 。

裏面の金属部分は全部外す必要はありませんが。マイナスドライバー等を使用して中にすこしずつスポンジをいれこみ、スポンジを入れたあとに針を入れ直してあげます。

 

(3)最後に余分な長さをカットして終わりです。

 

るーぱるフレンドの場合

るーぱるふれんどの場合は スポンジ上にある本体のメモリ板とLED基盤を取り外しする必要があります。

 取り外したあとは上からスポンジを入れて余分な長さをカットするだけなので比較的早く終わります。

 

 

 

 

 

 

針押さえ(両面布はりスポンジ) / ブラザー編み機専用ほぼ全機種使用可

販売価格: 1,100円~1,540円(税込)

オプションにより価格が変わる場合もあります。

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